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賃貸物件に住むなら築年数を気にしたほうが良い!

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まとまった資金計画を当面は用立てることができなかったり、一定期間居住する目的で家探しをするなら賃貸物件で家探しをすることになります。この際に賃貸物件だからと間取りや家賃・交通アクセスだけに目を向けて、他の要素を軽視しているということはないでしょうか。毎月支払う家賃は確かに継続的に負担する固定費用になるので、月収との兼ね合いで一定の割合に納めることが基本になります。収支に占める割合が低くなればなるほど好ましいのは、理解できるところでしょう。家賃さえ安ければ、交通アクセスなどもある程度は妥協できるとの条件で家探しをすることもあるかもしれません。しかし賃貸物件の家探しの選び方で、忘れがちなことですが重要なポイントがあります。それは部屋探しをしている物件の築年数です。

築年数とは、その建物の建築施工が完了してからの経過年数のことを意味しています。当然のことながら築年数が長期間経過すれば、建物の資産価値は低下し外観もみすぼらしくなるので家賃相場も安くなる傾向にあります。外観やイメージの問題程度であれば、さほど問題視する必要はないでしょう。しかしながら建築後時間が経過すれば、各種設備の劣化が進行しトラブルが目立つことになるのです。典型的なのは毎日大量の水を消費することになる水回りの設備です。キッチンのシンクやトイレ・風呂場や洗面台などでは水漏れや設備の故障などを抱えている可能性があります。もちろん水漏れなどは家主の責任で修理してもらうことが出来ますが、入居後しばらく経過すると、経年劣化が原因なのか住人の用法違反が原因なのかがあいまいになり、損害賠償などの負担するリスクは否定できません。

また、旧基準で建築された建物では、耐震性や火災などに備える防火性能などの点で現在の基準を満たしていないこともしばしば見受けられます。建築基準法などの法令は改正が繰り返されているので、新築時には耐震性や火災に備える防火設備等の品質が問題にならなかったとしても、現行の基準をクリア出来ていない可能性は大いにあります。

また築年数が経過するとシロアリやゴキブリなどの害虫の発生もよく見受けられるトラブルの一つです。湿気が高い水回りや木造建築の基礎構造などには害虫の巣窟と化している状況もあり得るのです。たかが害虫と侮ることはできず、場合によっては転居の動機になることもあります。

賃貸物件での選び方で賃料や間取りと並んで重要なのは、築年数です。あまりに古い賃貸物件は相応のトラブルを抱えているものと考えて良さそうです。

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