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一軒家の中古住宅と新築住宅のメリット・デメリットをご紹介

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従来から一軒家を購入する場合、新築住宅を購入するのが一般的でした。建売住宅か注文住宅かの違いこそあれ、人生に一回あるかないかの買い物をする以上、新たに建築した住宅を購入するのが当然、との風潮が伝統的に主流になっていたからです。ところが最近では地方においては特に顕著ですが、家主が居なくなって放置される空き家や、高齢者の施設入所などをきっかけに適切に管理できなくなる家屋が急増しています。家は放置すれば劣化するだけでなく、固定資産税などのコストもかさむので中古住宅を売却する事例が急増しているのです。その結果中古住宅を購入して居を構えるニーズも高まりを見せています。つまり、これから一軒家を購入するときには、新築住宅だけでなく中古住宅も有力な選択肢となりつつあるわけです。そこで一軒家の新築住宅と中古住宅について、それぞれのメリットやデメリットを比較検討してみましょう。

まず新築住宅の場合は、太陽光発電やオール電化など省エネ性能が高いものも選ぶことができ、水回り設備なども最新設備を選択することができます。特に水回りは使用する機会が多く、快適な日常生活には必要不可欠で築年数が経過するほどトラブルが発生しやすくなります。そして税制面でも住宅ローンを組んだ場合に、一定の限度はありますが住宅ローン控除の適用をうけることが可能です。投下した費用の一部が現金となって返ってくるので大きなメリットと言えます。しかしながら最新設備などの選択肢が広い分、中古住宅に比較して費用が嵩むのは確かです。

それでは中古住宅のメリットやデメリットはどのようなものが代表的でしょうか。最大のメリットは一般的に新築住宅を購入する場合に比較して、安い売買価格で購入することができる点を指摘することができます。購入価格を低く抑えることで、リノベーション費用を捻出して最新設備も取り入れた住空間を実現することも叶います。築年数が長期間経過してトラブルを抱えているような中古住宅でも、リノベーションを活用することで、割安に最新設備を備えた居住性の高い住宅に生まれ変わらせることも可能な点がメリットといえるでしょう。

反面において中古住宅のデメリットとしては、新築住宅のような優遇税制が原則として適用されないことです。また基礎部分などにシロアリ被害が隠れていることもあります。購入当時は気付かない場合でも、入居後にシロアリなどの害虫被害が発覚する可能性も否定できないわけです。